▼"D77 Disk Image Viewer"の概要
・D77 Disk Image View について
・動作環境
・バージョンアップによる変更点
▼使用方法
・インストール及び実行方法
・ディスクビューウィンド
・ファイルビューウィンド
・ドキュメントビューウィンド
▼その他
・配布条件・免責
・参考文献
・開発環境
D77 Disk Image ViewerはFM-7エミュレータXM7等で採用されているD77ディスクイメージフォーマットファイル内のF-BASICファイル一覧を表示するツールです。
OS :Windows95/98/ME/NT/2000/XP
CPU :486DX 66MHz以上
VIDEO CARD:VGA 16色以上
MEMORY :適度にあれば
SOUND :不要
■動作確認環境
確認環境(1)
Machine :Let's note CF-S9(Panasonic)
OS :Windows10
CPU :Core i7 M640
MEMORY :8GB
確認環境(2)
Machine :Let's note CF-SV9(Panasonic)
OS :Windows11
CPU :Core i7 10810U
MEMORY :16GB
[ver.2.14 ← ver.2.13]
・コピー・インポート時、空きクラスタが不足していると強制終了する不具合を修正した
・F-BASIC 2HD標準フォーマット用プラグインを添付した
・フォーマットタイプのチェックを、メディアタイプとシステムIDから
メディアタイプとシステムIDとFAT情報のチェックとした
・Microsoft Visual C++ Version 6.0から、Visual C++ 2019へ変更した
・ヘルプファイルをHTML化した(WinHelpの利用取りやめ)
[ver.2.13 ← ver.2.12]
・空のディスクイメージを開き,メニューのF-BASICファイルを選択すると強制終了する不具合を修正した
・BASICバイナリソースファイルをデコードして表示したとき,ELSE文の前にコロンが付いてしまう不具合を修正した
[ver.2.12 ← ver.2.11]
・F-BASICファイルのPオプションプロテクトの設定/解除を追加した
・Pオプションプロテクトファイルを閲覧できるようにした
・18Sector/Clynderフォーマット(EX-BASIC;Oh!FM 1987/5)用プラグインを添付した
[ver.2.11 ← ver.2.10]
・F-BASICファイルのインポート,エクスポート,コピー機能を追加した
・F-BASICファイルのドラッグ&ドロップによるインポート機能を追加した
[ver.2.10 ← ver.2.00]
・ver.1.41と同等の機能を追加した(F-BASICファイルの一覧表示,FM-FAN標準の文書表示ソフト互換ビューア等)
・F-BASICファイルの削除,順序変更,名前編集,属性編集,UNLIST行番号編集,コメント編集,アドレス編集機能追加した
・各種フォーマットをプラグインで対応するようにした
[ver.2.00 ← ver.1.41]
・ディスク編集機能強化,F-BASICファイルのインポートサポート(予定)のため全面的に書き直し
・ディスクのコピー,削除,順序変更,追加,書き出し機能を追加した
[ver.1.41 ← ver.1.40]
・ファイル名,属性,コメントを編集できるようにした
・D77ファイルが更新された状態で新たにD77ファイルを開こうとしたとき,保存するか問い合わせるようにした
・ウィンドウタイトルが消えてしまう不具合を修正
[ver.1.40 ← ver.1.30]
・ディスク名を編集できるようにした
・ライトプロテクトのON/OFFをできるようにした
・更新したD77ファイルを保存できるようにした
[ver.1.30 ← ver.1.21]
・複数のディスクイメージを含んだD77ファイルに対応した
・D77VIEWERを関連付けて実行したとき,ヘルプファイルが見つからない不具合を修正した
[ver.1.21 ← ver.1.20]
・未フォーマットディスク,DSKINIしていないディスクイメージを読み込んだとき,不正な処理となる不具合を修正した
・XM7で作成したD77ディスクイメージを読み込んだとき,終了時に不正な処理となる不具合を修正した
・ヘルプ中で"Comrade-HG"を"Comrage-HG"とタイプミスしてた箇所を修正した(さのたくさん,申し訳ないです)
[ver.1.20 ← ver.1.11]
・FM-FAN標準の文書表示ソフトと互換のビューアを装備した
・ファイルのないディスクイメージを読むと不正な処理が発生するバグを修正
・ディレクトリスロットの+16~+31バイト目の内容をリストビューに表示するようにした
[ver.1.11 ← ver.1.10]
・2DDディスクイメージに対応させた
[ver.1.10 ← ver.1.00]
・未公開
・C++で書き直し
[ver.1.00]
・未公開
・テスト版
以前のバージョン(ver.2.00~)がすでにインストールされている場合は,一度アンインストールすることをお勧めします。アンインストールしなくても動作しますが,初期設定値を若干変更しているので。(ver.2.1x以降であれば不要です)
任意のフォルダに以下のファイルをコピーしてください。
D77VIEW.EXE :プログラム本体
D77VIEW.HTM :D77 Disk Image Viewer のヘルプ
DISKVIEW.GIF :ヘルプ用画像ファイル
DOCVIEW.GIF :ヘルプ用画像ファイル
FILEVIEW.GIF :ヘルプ用画像ファイル
README.TXT :説明ファイル
コピーしたフォルダの下に"PLUGINS"というフォルダを作り,以下のファイルをコピーしてください。
PLUGINS\2D.DLL :F-BASIC 2D標準フォーマット用プラグイン
PLUGINS\2DD.DLL :F-BASIC 2DD標準フォーマット用プラグイン
PLUGINS\2D_Ln3.DLL:F-BASIC 2D 1,024byte/Sectorフォーマット用プラグイン(Comrade-HG Vol.18 特殊フォーマット)
PLUGINS\2D_EX.DLL :F-BASIC 2D 18Sector/Cylinderフォーマット(EX-BASIC;Oh!FM 1987/5)用プラグイン
PLUGINS\2HD.DLL :F-BASIC 2HD標準フォーマット用プラグイン
インストールは以上です。
■実行方法
エクスプローラ等より,D77VIEW.EXEを実行してください。
下記のように,コマンドラインからD77ディスクイメージファイルを指定することもできます。
D77VIEW [D77ディスクイメージファイル]
■アンインストール方法
メニューの[オプション] → [レジストリの削除]をチェックして,プログラムを終了して下さい。レジストリが削除されますので,その後,インストールしたファイルを削除して下さい。
レジストリを削除する前にファイルを削除してしまった場合は,再度インストールしてからレジストリを削除するか,レジストリエディタを使って,"HKEY_CURRNET_USER\SOFTWARE\Naka\D77Viewer V2"キーを削除して下さい(削除しなくても問題ありませんが)。
D77ディスクイメージファイルに含まれているディスクの一覧を表示します。
カーソルキーでカーソルを動かしてか左クリックで対象とするディスクを選択します。
連続した複数のディスクを選択するときはシフトを押しながらカーソルを動かします。
非連続の複数のディスクを選択する場合は,Ctrlキーを押しながらカーソルを動かしスペースで選択します。Crtlキー+左クリックでも非連続のディスクを選択できます。
▼ファイル
新規作成 新規D77ディスクイメージファイルを作成します … [Ctrl+N]
開く D77ディスクイメージファイルを開きます … [Ctrl+O]
ドラッグ&ドロップで開くこともできます
上書き保存 D77ディスクイメージファイルを上書き保存します … [Ctrl+S]
名前を付けて保存 D77ディスクイメージファイルを名前を付けて保存します … [F12]
終了 プログラムを終了します … [ESC]
▼ディスク
開く ファイルビューウィンドを開き,ファイル一覧を表示します … [ENTER]
コピー 選択されたディスクをコピーします … [C]
本ビューアで開いている全てのD77ディスクイメージファイルが
コピー先の対象となります。一覧からコピー先を選択して下さい
削除 選択されたディスクを削除します … [D] or [DEL]
全選択&選択解除 全てのディスクを選択,又は選択を解除します … [Ctrl+A]
順序
先頭へ移動 フォーカスされたディスクを先頭へ移動します … [Alt+Ctrl+↑]
上へ移動 フォーカスされたディスクを1つ上へ移動します … [Alt+↑]
下へ移動 フォーカスされたディスクを1つ下へ移動します … [Alt+↓]
末尾へ移動 フォーカスされたディスクを末尾へ移動します … [Alt+Ctrl+↓]
ディスク名の編集 フォーカスされたディスク名を編集します … [R] or [F2]
ディスク名は半角16文字(全角8文字)までです
ライトプロテクトの編集 選択されたディスクのライトプロテクトを編集します … [W]
インポート 外部ファイルからディスクを読み込みます … [I]
エクスポート 外部ファイルにディスクを書き出します … [E]
▼その他
動作環境の設定 動作環境を設定します
外部ツールの設定 テキストビューア,バイナリビューア等の外部ツールを設定します
テキストビューア・文書ファイルビューア未設定の場合,内蔵ドキュメントビューアを使用します
バイナリビューア未設定の場合はバイナリ表示はできません
Plug-In一覧 組み込まれているプラグインの一覧を表示します
レジストリの削除 プログラム終了時にレジストリを削除します
▼ヘルプ
目次 ヘルプの目次を表示します … [F1]
バージョン情報 プログラム情報,バージョン,および著作権を表示します … [F10]
ディスク内のファイルの一覧を表示します。
カーソルキーでカーソルを動かしてか左クリックで対象とするディスクを選択します。
連続した複数のディスクを選択するときはシフトを押しながらカーソルを動かします。
非連続の複数のディスクを選択する場合は,Ctrlキーを押しながらカーソルを動かしスペースで選択します。Crtlキー+左クリックでも非連続のディスクを選択できます。
▼ファイル
新規作成 新規D77ディスクイメージファイルを作成します … [Ctrl+N]
開く D77ディスクイメージファイルを開きます … [Ctrl+O]
ドラッグ&ドロップで開くこともできます
上書き保存 D77ディスクイメージファイルを上書き保存します … [Ctrl+S]
名前を付けて保存 D77ディスクイメージファイルを名前を付けて保存します … [F12]
閉じる ファイルビューウィンドを閉じます … [ESC]
終了 プログラムを終了します
▼F-BASICファイル
開く フォーカスされたファイルを閲覧します … [Enter]
関連項目:ファイルの閲覧
名前の編集 フォーカスされたファイルのファイル名を編集します … [R] or [F2]
属性の編集 フォーカスされたファイルの属性を編集します … [A]
コメントの編集 フォーカスされたファイルのコメントを編集します … [M]
Unlist行番号の編集 フォーカスされたファイルのUnlist行番号を編集します … [U]
アドレスの編集 フォーカスされたファイルの開始・終了・入口番地を編集します … [L]
プロテクトの設定/解除 フォーカスされたファイルのプロテクトを設定又は解除します … [N]
コピー フォーカスされたファイルをコピーします … [C]
本ビューアで開いている全てのD77ディスクイメージが
コピー先の対象となります。一覧からコピー先を選択して下さい
削除 フォーカスされたファイルを削除します … [D] or [DEL]
ソート ファイルを指定した方法で並べ替えます … [S]
順序
先頭へ移動 フォーカスされたファイルを先頭へ移動します … [Alt+Ctrl+↑]
上へ移動 フォーカスされたファイルを1つ上へ移動します … [Alt+↑]
下へ移動 フォーカスされたファイルを1つ下へ移動します … [Alt+↓]
末尾へ移動 フォーカスされたファイルを末尾へ移動します … [Alt+Ctrl+↓]
インポート F-BASICファイルを外部から読み込みこみ … [I]
ディスクイメージへ書き込みます。
ドラッグ&ドロップで読み込むこともできます。
エクスポート F-BASICファイルを外部へ書き出します … [E]
プロパティ フォーカスされたファイルのプロパティを表示します … [Alt+Enter]
※属性・アドレスの編集は予期せぬ不具合が発生する場合があるので十分注意してください
▼編集
全選択&選択解除 全てのディスクを選択,又は選択を解除します … [Ctrl+A]
▼ツール
テキストビューア フォーカスされたファイルをテキストビューアで開きます … [T]
バイナリビューア フォーカスされたファイルをバイナリビューアで開きます … [B]
文書ファイルビューア フォーカスされたファイルを文書ファイルビューアで開きます … [V]
関連項目:ファイルの閲覧
▼ヘルプ
目次 ヘルプの目次を表示します … [F1]
バージョン情報 プログラム情報,バージョン,および著作権を表示します … [F10]
任意のF-BASICファイルの内容をテキストビューアやバイナリビューアで閲覧することができます。またASCII形式のソースやテキスト形式のデータファイルだけでなく,BASICバイナリソースファイルもデコードしてテキストビューアで閲覧できます。
★文書ファイルビュー :[V] or [Enter] or ダブルクリック
閲覧可能なファイルタイプ
・テキスト形式のシーケンシャルデータファイル
他のファイルタイプの場合,又はバイナリコードが含まれる場合はテキストビューと同じ動作となります。
文章中に\0~\7を記述することで表示色を指定できます。
例: \0このように\2赤く\0指定できます。
→ このように赤く指定できます。
★テキストビュー :[T]
閲覧可能なファイルタイプ
・BASICバイナリソースファイル
・BASICバイナリソースファイル(Pオプション付)
・ASCII形式ソースファイル
・テキスト形式のシーケンシャルデータファイル
ファイルの内容をチェックし,バイナリコードが含まれる場合は,バイナリビューに変更するか尋ねられます。
★バイナリビュー :[B]
閲覧可能なファイルタイプ
・すべてのファイルタイプ
内蔵のテキストファイルビューアです。
FM-FAN標準の文書表示ソフトとカラー表示の互換性があります。
表示可能なファイル形式はテキスト形式のシーケンシャルデータ,ASCII形式ソースファイル,BASICバイナリソースファイルです。
ソースファイル中の埋め込みカラーコードにも対応しています(カラーREM等)。
▼ファイル
閉じる ドキュメントビューウィンドを閉じます … [ESC]
▼編集
コピー 選択されているテキストをクリップボードへコピーします … [Ctrl+C]
全選択&選択解除 全てのディスクを選択,又は選択を解除します … [Ctrl+A]
D77 Disk Image Viewer"はフリーソフトです。
ネット等の不特定多数の方が入手できるような場所への転載の際は、作者まで事前に連絡ください。
配布の際はアーカイブファイルの状態で内容を改変せずに行ってください。
本プログラムを使用したことによって生じたいかなる障害においても、
作者は責任を負わないものとします。ユーザーの責任において使用してください。
・Windows95 APIバイブル1 Win32編(翔泳社)
・Windows95 APIバイブル2 コモンコントロール,メッセージ編(翔泳社)
・Windows95 C/C++プログラミング入門(日経BP出版センター)
・プログラミング Windows95(アスキー出版)
・オブジェクト指向開発講座(翔泳社)
・FM-Techknow(BNN)
・PI.氏作の「XM7 V2.5L10」のソース
・Microsoft Visual C++ 2019
・Paint Shop Pro Version 7.01J
(ICONの作成に使用しました)
・Char Editor Version 1.00(自作)
(ICONの作成に使用しました)
・Moba's Room
https://moba.shime-saba.com/
Jun Yama.氏が設立した音楽プログラムサークル。会報+ディスクという形で発行していた。後にさのたく氏が会長を引き継ぐ。
さのたく氏の手によりXM7用のイメージファイルとして復刻したが、すでに閉鎖。
Virtual Comrade-HG(閉鎖)
倉地氏が会長を務めていた,ゲーム・ツール・音プロ・入力ソフトなど多種のプログラムの詰まったディスクマガジン。
アセンブラ・文書表示などの高度なプログラムからおもわず笑ってしまうような冗談プログラムまでと豊富な内容だった。
個人的にはおたよりコーナーが大好きでした。
PI.氏作のFM-7エミュレータ。FM-7,FM77AV,FM77AV40EXの機能を網羅し,FM-7実機とほぼ同等の仕上がり。
このエミュレータと出会って,D77VIEWERを作ろうと思ったわけです。
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